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to不定詞の概要

to不定詞とは?定詞と不定詞について。
先の目的を表すto不定詞。

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要点

to不定詞とは「to+動詞の原形」の形のこと
to不定詞は動詞を名詞、形容詞、副詞に変形させる
to不定詞は原則まだ起きてないことを表す

to不定詞とは?

動詞の原形の前に「to」を付けることで、名詞や形容詞、副詞に変化させることができる。
こうした形をto不定詞と呼ぶ。
例えば、to不定詞を使うと動詞と動詞をつなげることが出来る。
I go
to play
tennis tommorow. = 私は明日テニスを遊び
に行く
英語の文法では動詞と動詞を直接つなげることは出来ない。
ここではto不定詞を使い動詞を副詞化することで文をつなげている。

上は1例で、to不定詞の用法は非常に多岐にわたる。

定詞と不定詞

to不定詞の不定詞とは何か、これを把握するにはまず定詞の意味を覚える必要がある。

定詞とは主語や時制などの条件によって変化する語のこと。
つまりオーソドックスな英文の動詞は全て定詞と言える。
I
have
a plan. = 私にはある計画がある。
He
has
a plan. = 彼にはある計画がある。
I
had
a plan. = 私にはある計画があった
英語の動詞は、一般に主語が三人称単数であったり、過去の時制であったりすると形が変化する。

不定詞はこの定詞の対義語となる。
つまり不定詞とはどんな条件でも変化しない語のこと。
He studies English
to go
abroad. = 彼は海外に
行くために
英語を勉強している。
Everyone fights
to live
. = 誰もが
生きるために
戦う。
上の英文は主語がどちらも三人称単数なので、直後の動詞も三人称単数形に変化している。
しかしtoの後に続くは動詞は原形になっている。

「to」は「I go to school」のように「~へ」と訳すことが多いが、上の文章では両方とも「~ために」と訳している。
toのコアイメージは「対象と向き合う」ことである。
これは英文の上では
「行動が対象に向いている」
「心が対象に向いている」
ことを表現する。
コアイメージから、日本語として違和感ないように訳す必要がある。

先の目的を表すto不定詞

to不定詞は原則、まだ起きてないことを表す。
すでに起きた出来事や習慣を表現するのに、to不定詞は適切でない事が多い。

過去や習慣を表す場合は動名詞を使う。
動名詞は「動詞の原形+ing」という文法を使う。
[1]
I
love to play
tennis. = テニスを
遊ぶのが楽しみだ

[2]
I
love playing
tennis. = テニスを
遊ぶのが好きです
上の2つの文は、ほぼ同じ意味だがニュアンスが違う。

[1]は今後の予定にテニスがあり、それを楽しみにしていることを示している。
[2]の文は習慣を表す。日常的にテニスを楽しんでいるという文になる。

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