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状態動詞と動作動詞

英語の状態動詞と動作動詞の違いについて。
状態動詞にも動作動詞にもなる動詞。

参考URL
英語の動詞は、その時々の文中の用法によって自動詞/他動詞の2種類に分別される。
それとは全く別の視点で、英語の動詞には状態動詞/動作動詞という2種類のカテゴライズもある。

要点

英語の動詞は文中の活用によって状態動詞/動作動詞に分別できる
状態動詞としても動作動詞としても活用できる動詞がある
同じ現在形の文章でも、状態動詞と動作動詞とでは時間のイメージが異なってくる

状態動詞は継続した状態を表す
動作動詞は1回1回の動作を表す

状態動詞と動作動詞の違い

名前のまんまで状態動詞は状態を、動作動詞は動作を表す動詞になる。
時間の感覚で言うと、状態動詞は「線」で動作動詞は「点」と捉えると良い。

下は状態動詞と動作動詞を使った現在形の例文。
状態動詞

Anna
hopes
new iPhone. = アンナは新しいiPhoneを
望んでいる

Anna
believes
Apple Inc. = アンナはアップル社を
信じている

動作動詞

Anna
crushes
Android phone. = アンナはAndroidスマホを
打ち砕く

Anna
punches
her friend's Android phone. = アンナは友達のAndroidスマホを
パンチする

まず前提として、現在形は今現在の話ではなく、今を中心とした過去未来を含むボワっとした時間範囲の話となる。
そのため現在形で動作動詞を使った場合、今を中心とした時間軸で習慣としてその動作を行っているイメージになる。
つまり上の例で言うと、アンナは繰り返し友達のAndroidをパンチしている。

状態動詞にも動作動詞にもなる動詞

動詞は複数の意味を併せ持つものが多いので、状態動詞にも動作動詞にもなる動詞がある。
haveはその最たる例。
状態動詞

I
have
kind friends. = 私は優しい友達を
持っている

動作動詞

I
have
breakfast while one minute. = 私は1分で朝食を
食べます

他に主だった物としては下のようなものがある。
see
: 状態 = 見える / 動作 = 会う
look
: 状態 = 見える / 動作 = 見る
taste
: 状態 = 味がする / 動作 = 味わう
smell
: 状態 = 匂いがする / 動作 = 匂いを嗅ぐ
feel
: 状態 = 感じる / 動作 = 触れる
lie
: 状態 = ある / 動作 = 横たわる
love
: 状態 = 愛する / 動作 = 愛撫する
think
: 状態 = 思う / 動作 = 考える

standなどは状態動詞の「立っている」と動作動詞の「立つ」という分かりにくい使い分けになっている。
概ね主語が人の場合は動作動詞、動けないものは状態動詞になる。
状態動詞

The building
stands
quietly. = その建物はひっそりと
立っている

動作動詞

Anna
stands
strong. = アンナは力強く
立つ

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