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自動詞と他動詞

自動詞と他動詞の比較。目的語が必要な動詞とそうでない動詞。
自動詞と前置詞の関係。

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英語の動詞は、文中での活用によって大まかに自動詞と他動詞に分類できる。
自動詞と他動詞の違いは、端的に言うと目的語が必要か必要でないかによる。

要点

自動詞とは目的語を必要としない動詞
他動詞とは目的語が必要な動詞

非常に多くの動詞が、自動詞と他動詞両方の性質を持つ
自動詞であっても、前置詞を挟むことで後ろに目的語を置ける

自動詞と他動詞の比較

英語の文は、選択する動詞によっては主語と動詞だけでも平叙文として成立する。
People
work
. = 人々は
働く

People
play
. = 人々は
遊ぶ


一方で動詞だけでは英語として成立しない動詞がある。下の文は重要な情報が欠けていて意味が通らない。
I
mention
. = 私は
~について言及する

You
resemble
. = 君は~
に似ている

こうした動詞はその動詞の直後に目的語を必要とする。
I
mention
the politics. = 私は政治に
について言及する

You
resemble
my father. = 君は私の父
に似ている


このように後ろに目的語を必要としない動詞を自動詞、必要とする動詞を他動詞と言う。
ただし非常に多くの動詞が自動詞と他動詞の両方の性質を持っている。
上で出たmentionやresembleは、他動詞としてしか使えない珍しい動詞となる。

自動詞他動詞というのは、あくまでその文中での活用法を指しているに過ぎない。
下は自動詞としてのstop(立ち止まる)と他動詞としてstop(~を止める)の使い方の例。
[自動詞]

She
stopped
. = 彼女は
立ち止まった

[他動詞]

She
stopped
reading books. = 彼女は本を読む
のを止めた

自動詞と前置詞の関係

自動詞は後ろに目的語を必要としない。
別の言葉で言えば、自動詞は後ろに直接目的語を置いてはいけない。

ただし自動詞と目的語の間に前置詞を挟めば英語として成立する。
I
go
school. = 私は学校
行く

I
go to
school. 私は学校
に行く
ある意味では前置詞の有無が、その動詞が自動詞か他動詞かを判断するのに重要な要素となる。
[自動詞]

She
stopped
to open the book. = 彼女は本を開くために
立ち止まった

[他動詞]

She
stopped
reading books. = 彼女は本を読む
のを止めた

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