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要点
ought toは文法と文脈によって推測/義務の意味に分かれる
推測のought to
ought toは文に「~のはずだ」という意味を足す。
shouldとほぼ同じとみて良い。
He
ought to
pay a lot of tax. = 彼は税金をたくさん納める
はずだ
。
shouldの確信度は70%、ought toの確信度はやや上がり80%になる。
ニュアンスとしてought toは客観的な推測という意味合いがある。
本によっては、話し言葉としてのought toは死語になりつつあるという意見もある。
ただ最近フリーレンというアニメで、
Very goot. This is how mages
ought to
be. = いいね。魔法使いはこうで
なくちゃ
。
という翻訳が普通に使われていた。
印象としては現代でも違和感なく通じるし死語のレベルまではいかないんじゃないかなと思う。
義務のought to
義務のought toは文に「~すべきだ」という意味を足す。
こちらのought toも客観的な意見という意味合いがある。
mustやhave toほどキツイ言い方ではなく、日本語の「~すべきだ」と「~した方が良い」の中間ぐらいのイメージ。
We
ought to
invest in America. = 我々はアメリカに投資する
べきだ
。
否定文にすると「~してはいけない」という意味になる。
We
ought not to
invest in China. = 我々は中国に投資し
てはいけない
。
have toの否定文ではdo/does/didを使うが、ought toの場合は間にnotが割り込む。短縮形はない。
ought to have + 過去分詞
ought to have + 過去分詞でshould have + 過去分詞とほぼ同じ意味を表現できる。
具体的にはought to have + 過去分詞は「(きっと)~だったはず」という意味を文に足す。
The event
ought to have started
yesterday. = そのイベントは
(きっと)
昨日から開催
されたはずだ
。
同じought to have + 過去分詞で「(実際はしなかったが)~すべきだった」という意味もある。
この場合は、過去の行いに対する後悔や非難の意味を含んでいる。
You
ought to have gone
to canada. =
(実際には行かなかったが)
君はカナダに
行くべきだった
。
否定文にすると「(実際はしたが)~するべきじゃなかった」という逆の意味になる。
ought toの否定文はnotの位置に注意。
You
ought not to have gone
to canada. =
(実際には行ったが)
君はカナダに
行くべきじゃなかった
。