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助動詞will

willの使い方。推測/依頼/意思/習慣を表す助動詞will。
willを使った軽い意思と強い意思の使い分け。

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要点

willのコアイメージは「確信度の高い思い」
willは文法と文脈によって推測/依頼/意思/習慣の意味に分かれる

推測のwillの確信度は95%以上

willの概要

willのコアイメージは「確信度の高い思い」。もともとは強い意思を表現するための言葉だったと思われる。
しかし現代英語においては逆に「感情が乗ってない」「その場の軽い決断」という意味で使わることも多い。
主語が「I」である場合とくにその傾向がある。

いくつか短縮形を持っていて、主語の後に「'll」と省略することが。
I
'll
eat ice cream. = アイス食べ
ようかな

He
'll
eat ice craem. = 彼はアイスを食べ
るに違いない
否定形でも短縮形を持ってるがかなり特殊で、will notがwon'tに変化する。
I
won't
eat ice cream. = 絶対にアイスは食べ
ないよ

He
won't
eat ice craem. = 彼はアイスを食べ
ないに違いない

推測のwill

willは文に「(まず間違いなく)~だろう」という意味を足す。
推測のwillは、まだ起きていない未来の出来事を表す。
He
will
succeed in this task. = 彼はこの仕事を
(まず間違いなく)
成功させる
だろう
推測のwillは非常に高い確信度を持ち、willより高い確信度の助動詞はmustしかない。

依頼のwillとwould

will youと続ける疑問文では「~してくれませんか?」という相手の意思を尋ねる文になる。
Will you
try to play this game? = このゲームを遊んで
みませんか


won't youと続ける否定疑問文では、「~なさってください」という相手に何かを勧める文になる。
will youが相手の意思を尊重するのに対し、やや押しが強い文にとなる。
Won't you
take a break. = 休憩
なさってください

意思のwill

意思のwillは「その場で思いついたような軽い意思」とその反対の「絶対にやり遂げる強い意思」の2つの意味がある。
この辺りはネイティブでも感覚で使い分けていて、何故そうなるかの言語化は難しいらしい。

さらっと発音するwillは、話し手の感情が乗っていない、その場で思いついた軽い作業や予定などを表す。
I'
ll
open the door. =そのドア私が開け
るよ


さらっとではなく強調して発音したり、もしくは何か前置きがあると「強い意思」に変化する。
If you get any closer, I
'll
fire. = それ以上近づくなら、発砲
するぞ

will notまたはその短縮形のwon'tを使うと「(絶対に)~しないだろう」という拒絶の表現になる。
否定形には軽い意味はない。
She
won't
forgive me. = 彼女は
(絶対に)
私を許
さないだろう

習慣のwill

willを使って「よく~する」という習慣を表すことができる。
I
will
often walk in the park. = 私は
よく
公園を散歩
する

習慣を表すwillでは、動作を繰り返していることを明示するためにoffenやsometimeなど頻度を表す副詞とセットで出てくることが多い。

習慣から派生して、物事の修正や傾向をwiilで表現することもある。
Old people
will
be stubborn. = 年寄りは頑固に
なるものだ

Oil
will
float on water. = 油は水に浮く
ものだ

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