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助動詞について

助動詞とは?平叙文/否定文/疑問文の助動詞の使い方。
過去形の助動詞による丁寧表現。完了形と助動詞の関係。

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助動詞は動詞の前、もしくは主語の前に置かれて動詞の意味を補強する。
英語の 10種の品詞 の一つで、英文においてかなり重要な役割を持つ。

要点

助動詞とは動詞を補足する語のこと
助動詞は基本的に1つの節に2つ置くことはできない

助動詞が修飾する動詞は、原形もしくは過去分詞に強制的に変化する
助動詞にも動詞と同様に過去形がある
助動詞の過去形は、過去が関係ないただの丁寧表現のときがある

平叙文の並びは「主語 > 助動詞 > 動詞」
否定文の並びは「主語 > 助動詞 > not > 動詞」
疑問文の並びは「助動詞 > 主語 > 動詞」

助動詞とは?

下は助動詞の活用法の一例。
I
can
eat sushi. = 私は寿司をたべ
られる

Can
you eat sushi? = あなたは寿司を食べ
られますか

You
should
eat sushi. = あなたは寿司を食べる
べきだ

実は疑問文や否定文で使うdoも助動詞の一つ。
直後の動詞を強調するために使われ、日本語に翻訳するのは難しい。翻訳しないこともある。
下の文章ではsushiを食べることを特別なことのように強調している。
I
do
eat sushi. = 私は寿司を食べるんだよ。

また助動詞は連続で続けることはできない。
He
must can beat
the bear. = 彼は熊を
倒せるに違いない

上の文は「~に違いない」という助動詞mustと、「~できる」という助動詞canを併用しようとしてるが、これはできない。
このような場合canとほぼ同じ意味のbe able toという準助動詞を使って助動詞の連続使用を避ける方法がある。

完了形 のhaveは、その扱い方のルールが助動詞の定義に大変近い。
一方でいくつか助動詞の定義からは外れる使い方もあり、このため例外的な助動詞という見解が一般的となる。

助動詞の様々な使い方

助動詞による動詞の原形化

助動詞の後ろの動詞はだいたい原形になる。
下の文では助動詞を使うことで後ろの動詞の三単現のsが消えている。
He eats sushi. = 彼は寿司を食べる。
He
can eat
sushi. = 彼は寿司を
食べられる

次の文では助動詞を使うことで後ろの動詞の過去形が原形に変わっている(過去形ranから原形のrunへ)。
その代わりに、助動詞が肩代わりして過去形に変化している。(couldはcanの過去形)
He ran 100m in 10 seconds. = 彼は100mを5秒で走った。
He
could run
100m in 10 seconds. = 彼は100mを5秒で
走れた

助動詞を使った否定文

助動詞の後ろにnotを付けると否定文になる。
He
should not
hate animals. = 彼は動物を嫌う
べきでない

He
can not
play sports. = 彼はスポーツが
できない

通常の否定文のdon'tのように、助動詞+notは表記を合体できる。
He
shouldn't
hate animals. = 彼は動物を嫌う
べきでない

He
can't
play sports. = 彼はスポーツが
できない

助動詞を使った疑問文

助動詞を文頭に持ってくるとそれは疑問文になる。
Can
you
teach
me sports? = 私にスポーツを
教えてくれますか

Do
you
hate
animals? = 動物を
憎んでるんですか

助動詞を使った丁寧表現

助動詞の過去形は特殊で、過去の時間軸の意味は全くなく、ただの丁寧表現や控えめな表現になることがある。
過去形のコアイメージは距離感で、ここから時間的な距離感や心理的な距離感の意味が出てくる。
心理的な距離感というのが、つまり会話におけるクッションである丁寧表現になる。
過去のことを表すのか、丁寧表現なのかは文脈から判断する必要がある。
Can
you
teach
me sumo? = 私に相撲を
教えてくれますか

Could
you
teach
me sumo? = 私に相撲を
教えてくれないでしょうか

完了形と助動詞の関係性

助動詞を使った文章では、その後ろの動詞は原形に変化する。
例外的に完了形の文では後ろの動詞が原形ではなく過去分詞に変化する。
He
have studied
japanese. = 彼は日本語を
勉強してきた


また助動詞には 「助動詞+have+過去分詞」 という完了形をさらにひねったような文形もある。
助動詞を連続でつなげることは本来できないが、ここでは例外的に許される。
ちなみにこの表現は過去に対する推測や後悔を表す。
He
can have been
lost. = 彼は道に迷って
いたのかもしれない

You
should have bought
a car. = (実際は買わなかったが)君は車を
買うべきだった

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