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助動詞might

mightの使い方。推測/許可/依頼/提案を表す助動詞might。
口語としては廃れつつあるmight。

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要点

mightはmayの過去形
過去形ではあるが、全ての文法においてmightは過去の時間軸と関係ない丁寧表現

mightのコアイメージは控えめなmay
mightは文法と文脈によって推測/許可/依頼/提案に意味が分かれる
許可/依頼/提案のmightは口語では廃れつつある

推測のmightの確信度は30%

推測のmight

推測のmightは文に「~かもしれない」という意味を足す。
Anyone
might
become rich. = 誰でもお金持ちになれる
かもしれない

mightはmayより控えめで丁寧な表現になので、確信度もmayより落ちて30%ほど。

許可のmight

mightは文に「~してもいいですよ」という丁寧な許可の意味を足す。
ただしアメリカでは廃れた表現で、イギリス英語となる。
You
might
use this PC. = あなたはこのPCを使って
もいいですよ

否定文にすれば逆に禁止になる。
You
might not
use this PC. = あなたはこのPCを使っては
いけないですよ
「許可のcan」と同様に、肯定文は勧めるだけで裁量は相手にゆだねている。
否定文だとその行動を禁止しており相手に決定権がない、強い否定になる。

依頼のmight

Might Iで続く文は「~してもよろしいですか?」というかなり丁寧なお願い文章になる。
ただし現代では死語になりつつある。
Might
I ask you a question? = 質問しても
よろしいでしょうか

提案のmight

You mightから続く文は「~しても良いかもしれない」という丁寧な提案の文章になる。
ただし現代では死語になりつつある。
You
might
try sports. = スポーツに挑戦
しても良いかもしれまんせん
You might want toから続く文にすると、更に丁寧な提案の文章になる。
You
might want to
try sports. = スポーツに挑戦
してみてはいかがでしょうか

mightを使った慣用表現

might well ~

might well ~で「たぶん~だろう」という推測の意味なる。may well ~とほぼ同じ意味。
He
might well
be busy. =
たぶん
彼は忙しいん
だろう
同じ文法で「~するのもご尤もです」という意味もある。どちらの意味かは文脈から判断する。
You
might well
be depressed that you lost so much this morning's trade. = あれだけ今朝のトレードで大損すれば、あなたが落ちむ
のもご尤もです

might as well ~

might as well ~で「~しても良いと思う」という意味になる。may well ~でもほぼ同じ意味。
You
might as well
surrender the game. = そのゲーム降参
しても良いと思うよ

might as well ~ as ~

might as well ~ as ~で「~するより~した方が良いと思う」という意味になる。
may as well ~ as ~の方は「~するだけじゃなく~しても良いと思う」という意味になるので、少し意味が違う。
You
might as well
surrender the game as persist it. = そのゲーム粘る
より
降参
した方が良いと思う
might as well ~ as ~の方が、asの後ろの文に対して話者が不信感を持っていて、現実性が薄いと感じている。

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